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October 2009

超大作:神は我に何をあたえ給うか!?

疲れは・・思わぬところに病を蝕ませていたのでした・・。

・・・耳・・
・・・耳たぶ・・
・・・耳たぶのオデキが膿んじゃった・・・

週末の忙しさを通り抜け・・
ふと気付けば耳たぶパンパン・・
触ると・・あたたたたたた・・

医者行こう・・あ!・・3連休か???

なんとかだましだまし週明けまで・・
・・早く寝よう・・
・・・あたたたたたたた・・
寝返り打てない・・

以前にもこういう事があったとき・・
針で膿を出してしのいだことがあったので・・
深夜に洗面所の前に仁王立ち

針を消毒し・・
耳たぶを冷やして・・
えいっ!
あたたたたたたたたたたたたたた!

激痛にのたうち回ります。
あたたたたたた・・
俺はもう死んでいるんじゃないか??

汗びっしょりかきつつ・・負けを認め・・
翌日のレコーディングも平行してちゃんと行きました・・

よく聞こえない・・

体育の日は休みになったのですが・・
一日耳を冷やして痛みをこらえる体育の日・・
病気を育む「病育の日」・・

夜半には熱も出て、とても寝られたもんじゃあございあせん。

右方向だけ福耳・・
Tシャツ脱ぐのに一苦労・・

痛み止めをボリボリかじりながら・・
一睡も出来ぬまま「病育の日」は過ぎ去り・・
朝日が・・涙に滲むぜ・・

やっと病院の開く朝が来た!!
会社近くの病院は・・8時40分受付開始!

さあ!レッツ・ゴ・・・あ!!!!
保険証がない!!!!

そうだ!
保険証更新の季節!
森祭り準備の忙しさで書留が受け取れず、
区役所に取りに行かなくちゃいけないんだったんだった!

一睡もしないフラっフラな頭を・・
耳たぶの激痛が時々起こします。

悪魔に噛みつかれ、天使にくすぐられてる???

何とか保険証を手に入れ病院へ・・病院へ・・・

・・ああ・・病院の駐車場が長蛇の列・・・

仕方ない・・会社に車止めて歩こう・・

ああ・・一歩ごとに耳たぶが揺れて痛い・・

ああ・・朝の光が・・うっとうしい・・

何とか大病院にたどり着いたが・・
なんだこの人の多さは??
やっぱ他の小さな病院に・・いや!・・もう無理だ・・
待合室の片隅でじっと順番を待つ方が楽だ!

受付を済ませると・・
「3B診察室へお進み下さい。」
受付番号17番・・

3B診察室には診察の済んだ受付番号に×を付けてゆく紙が貼られており・・
今は・・まだ9番か・・

3B診察室の前にはもう座るスペースはない・・
離れた席で
「ウトウト・・ズキン!!・・ウトウト・・ズキン!!」辛い・・
30分ほど経ったので見に行くと・・13番・・もう少しか・・
まぎらわせるために窓の外見たり・・トイレいったり・・

そろそろか??
・・お!14番がキャンセルになって15番に×が付いてる・・
ということは・・次か????

3B診察室の前の椅子も空いている・・もう少しだ・・もう少し・・
あ!誰か出てきた!・・次だ!

『受付番号18番の方』

えええぇ???

「あの〜」
・・・忙しそうな看護婦さんは弱り切った小さな声には反応しません・・

・・ま、何か治療の方法とかで順番が逆になることもあるよな・・

あ、18番の人が出てきた・・次は・・俺?だよね??

『19番の方』

「あの!!」自分の声の大きさに耳が痛い!
「17番なんですけど・・抜かされてません??」

『あれ?17番の方いらっしゃったんですか?こちらのポストに受付番号の紙を入れて下さい!』

ええええええええ????

「いや、そんなこと言われてないし、どこにも書いてないじゃないですか!!」

『受付で言われませんでした??こちらにも書いてありますよ!』・・と、
受付番号表の紙をめくって下の注意書きを見せる看護婦・・・

わかるかぁ!!

プチっ・・いきなり冷静な低い声になった私・・
「あのね、受付でも案内しない、注意書きは隠れてるじゃ初診の人はわからないでしょ??
ここは一見さんお断りの寿司屋か?」←ホントに言った。

私の切実な痛みが伝わったのか・・怖かったのか・・
『すみません!!』・・と真っ青になった看護婦にようやく診察室に案内されました・・
 
 
 
・・・具合が悪いときほど医者はのんきに見えるのはなぜでしょう??

『あ〜これはひどいですね・・切開しちゃいましょうか!』
「おねがいいたしまふ・・」←すっかりちじみあがっている私。

『あ〜メスと、消毒用の生理食塩水・・どっから切ろうかな・・』・・と
私の腫れ上がった耳たぶをぐいぐいとひっくり返したり押したりする医者・・

!! △■○!! ◇□○×★!!!

「先生!痛・・」

『あ、ここだ。』 ブスッ

!!!!!!!!!!!!!

『あ〜すごい膿んでるなぁ・・』 ぎゅー・・

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

・・施術が終わった後・・しばらく動けませんでした・・
痛かった・・ ・・あ、涙・・

『今日一日は出血もひどいので、なるべく安静に!明日また来て下さい!』

「ありふぁとぉごぜいふぁした・・・」

耳からアゴまで大きなガーゼで覆われ・・
ふらっふらで病室を出て・・

車を取りに会社へ・・
会社への道のりはあまり覚えていません。

時計はお昼近く・・
今日は池田さんのダビング作業が14時からあるのですが・・
リアを待って、一回帰ろう・・

・・そういえば歩く時の痛みは無くなったし・・
少し寝よう・・

車の運転は怖いが・・
家で少し休んで夕方から仕事に来よう・・

・・・そうしてようやくたどり着いたマンションのエントランス・・

??何か工事用の車が・・いっぱい・・

あ!!

・・エントランスの掲示板にデカデカと・・
『本日、エレベーターホールの外壁工事のため、12時から17時まで騒音と振動がでます。
予めご了承の上、ご協力をお願い致します。』

ああ・・
俺の部屋、エレベーターホールの隣じゃん・・

会社に運転して帰る力は残っていない・・

・・そうして今、何故、耳に大きな絆創膏を貼り付けたまま・・
トロンとした今にも落ちそうな目で・・
ブログを書いているかというと・・・

ガガガガガガガッガガ・・・
ドドドドドドドッドドド・・・
カーン!カーン!・・・

寝られねえっつ〜〜の!!!
 



P.S. 言っておきますが、私は運が良い方です! 断じて!!

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やくしま森祭り後記

今年もやくしまって参りました。
例年、トラウマになるほど準備が大変な森祭りなのですが、
今年は大変スムースで気持ちよく準備は進んでおりました。

今年は屋久島の商工会青年部を中心に企画から立ち上げて頂き、
屋久島高校のボランティアチームがものすごいテンションで参加してくれました。

彼らの働く姿を見て、東京チームやJALさん、カメヤマの皆さんまで、
心を動かされ、走り回ってくれました。
終わった後も終始高校生の爽やかな働きっぷりの話題でみんなニコニコ。
人の懸命な姿に人が動く、素晴らしいお祭りにしてくれました。

そして昨年から森祭りの中心に池田綾子のライブ制作チーム:ランデブーさんが、
社長含め実力者勢揃いで「でで~ん!」と君臨してくれております。
さっすが!プロ!な、お手並みの連続で準備は万端!

万全の体制で臨んだのですが・・
屋久島太鼓の調べに乗せてまさかの大雨!!
一瞬、「ダメか??」とひるんだのですが・・
池田綾子の目もメンバーの目も全く冷えていませんでした!

池田が意を決してステージに出た瞬間!
大きな歓声が沸き起こり、それがスタッフ全体に「ボッ」と火をつけました!
その後は・・スタッフ、演者全員火の玉「ジャック・バウアー」状態!

「通路の火が消えた!車のライトで照らせ!」
「小降りになってきた!キャンドル付けろ!」
「音響テントがつぶれそうだ!誰か助けに行け!」

雨脚は一進一退・・池田のステージは盛り上がっているが・・
BONNIEさんは・・雨の中歌ってくれるのだろうか・・
・・と振り返ったら、いた!!

ギブソン・ハミングバードを抱え、
ロック・スピリットの青白いオーラを纏って・・
BONNIE PINKはバックステージに立っていた!!

屋久島の神々から届いた雨のメッセージに全身で答えるような
池田綾子渾身のステージが終わり、転換の時間さえももどかしいように・・
BONNIEさんがステージに飛び出します!

アーティストがステージに上がると、
「あとはお願いします!」とばかりにスタッフは雨とお客様の対応に走ります。

「子供が寒がって・・ふもとまで送ってもらえますか??」
「最速で!!」

「テント増やしましょう!」
高校生チーム大活躍!

ふとステージ下手を見ると・・
濡れたキャンドルの芯に丁寧に火をつけて乾かしてくれている、
体格の良い一団が・・!・あ!JALさんだ!!
スポンサーさんまでフル稼働!!

BONNIEさんのスピリットは観客を湧かせ、
雨も小康状態に・・
・・とステージバックに車が止まり・・
中からフワッと・・岡本真夜さんが「舞い降りた」ように見えました。
「おお・・よろしくお願いします!!」と声をかけると
ニコっと余裕の会釈・・かっくいい・・

BONNIEさんが「ありがと〜」とステージを降りると
ステージ上のキャンドルを取り替え、だんだん光を取り戻す森祭り。

そしてそして!本日のトリ!
岡本真夜さん降臨!!!

最高潮に盛り上がる観客「TOMORROW」を大合唱!
この頃には会場のキャンドルもだいぶ復活。
やくしま森祭りの美しい風景を愉しむ余裕も出てきました。

スタッフ全員全身びしょ濡れ・・
高校生もさすがに疲れを見せていました。
服やタオルというタオルがびしょびしょ・・
そうだ!入場券手ぬぐいを急遽再支給。
ホッと息をついて真夜さんの歌に酔いしれます。

ふと会場を見渡すと・・ほぼ全滅に近かったキャンドルの炎は
半分ほど息を吹き返し、雨のしぶきを静かに照らしています。
お客さんはステージの一点に見入ったまま、恍惚の笑顔をキャンドルに照らされ・・
「あ・・ひとつになってるな・・」と不思議な感覚に包まれました。

ステージ上は真夜さんの呼びかけでBONNIE PINKさん、池田綾子と3人揃って
雨の中最後まで歓声をくれたお客さんを讃えます。

そして3人で歌う「天球儀」

「すぐそばにいる大切な君に 明日も笑顔でいて欲しいから」

雨の中、お客さんもスタッフもアーティストも一つになって
「やくしま森祭り」は雨の中でも世界一美しいコンサートなのだという感激を
会場すべての人々で共有することができた日。
遠い雲の上にあるまん丸な満月がみんなを照らしているような気がしました。

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