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「やくしま森祭り」開催公式コメント


さて、今年もやくしま森祭りの開催が発表になりました。
10月15日中秋の満月の日に。
http://www.greenheart-message.com/yakushima/index.htm

屋久島を始め、全国から集まっていただいたボランティアの方々と
無償で屋久島に音楽を届けてくれるアーティストの皆様と
満月の照らす山中の野外ステージに沢山のキャンドルを灯し
屋久島の大自然に抱かれて音楽を奏でる。

出演するアーティストの方々は百戦錬磨のトップアーティストながら
やくしま森祭りのステージには他にない緊張感を感じるそうです。
そして、他では聴けない歌を届けてくれます。

我々スタッフやボランティアの方々は
自分たちが作ったイベントながら
その美しさに胸をうたれ声が詰まります。

満月とキャンドルと音楽の時間を過ごされるお客様は
本当に楽しそうに、そして我々のメッセージを受け取ってくださって
1800人もの観衆が立ち去った後には
本当に一つもゴミが落ちていませんでした。

自分たちのゴミを捨てないだけでなく、
ついこぼれてしまったゴミも拾ってくださったようです。
感激。

でもね・・大赤字なんですよ。このイベント。
毎年出る赤字を仲間と負担し合って・・

チラシやチケットに紙を使用せず、
出店する飲食店もすべてリサイクルできる食器を使用し、
ゴミが出ないしくみを軸に可能なものだけを付加してゆきます。
開催の経済的理由に環境が傷つけられないように。
「チラシを撒いてくれればスポンサーしますよ!」とか
「チケットに企業名を入れてくれれば・・」等というお話しはお断りしています。
泣く泣くw

あの美しいキャンドルもはじめは会場の電力が足りず、
ガソリンを燃やして電力を得る“発電機”を使って
屋久島の空気を汚すことがどうしても嫌で・・
苦肉の策でキャンドルを灯しました。
そうしてあの美しい空間が生まれてきたのです。

「環境問題」を大きく掲げるのではなく、
「人の家にお邪魔する」心遣いが自然との融合を生み出すのだと
我々に教えてくれた大切なイベントです。

そんな、やくしま森祭りの趣旨に賛同して
新しい仲間が続々と集まってくれています。
今年から屋久島町商工会青年部の方々が
ぐぐっと真ん中で力を奮ってくれることになりました。
屋久島にお邪魔していたイベントから少しづつ
島のお祭りにしていただけるように・・
これもスターティングスタッフの熱望でした。

開催にお力添えを頂いている協賛会社の方々も
・・宣伝効果も含め、採算は全然取れていないと思います。
ただこのイベントの趣旨と、やはり会場の美しさと
出演アーティストの凄い演奏に心打たれていただき、
「是非、やりましょう!!」と気持ちよく背中を押していただきました。

今年の出演アーティストですが・・
やくしま森祭りの考え方として前回開催にご出演いただいた
アーティストの方にまずお声掛けをします。
無償で出演していただくアーティストはいわば最大の協賛者であり、
開催の礎と言えるので。
いただいた心意気を大切にしたいと考えております。

毎月の満月の日にHPにて出演アーティストを紹介して行きます。

今年、15日満月の平日開催については当初ツアーを扱う協力企業様などから
週末を絡めないと商業的に問題を生じる。とご指摘を頂いたことがあるのですが、
電気を極力使用しない会場には満月の光が必要なこと、
そして満月もやくしま森祭りの風景に欠かすことの出来ない存在であることを
池田綾子本人が直接直談判に伺い、それならば、と快諾を頂いたものでした。
・・元々が経済的負担の大きいイベントなのに申し訳ない気持ちで一杯ですが・・w
今はすべての関係者が平日でも満月の開催を支持していただいています。

屋久島は実は島外からの観光客の受け入れが最大でも800人ほどで
島外のお客様が爆発的に増えると言うことが難しいことと・・
設備以上の受け入れをしてしまうとこれもまた屋久島の環境のバランスに
悪影響をきたしてしまうこともあり、島外の方がなかなか来にくいイベントになっています。
島外からは関係各社の企画するツアーに参加する以外に入場はできません。
また、このことが森祭りの経済的発展の障害にもなっているのですが、
初回開催より徹頭徹尾、お邪魔する屋久島の環境と生活を考え
開催されるイベントがおこす悪影響を最小限にとどめたいと願っているからです。

ここまでくだけた話としては公式HP等には書けないので
今回は自分のブログでお話しさせていただきました。
このイベントで我々はプライドを頂いているのだと思います。

・・でも、せめて赤字のでない開催は目指しましょ(^_^)v

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Comments

話してくださってありがとうございます。
去年、参加させていただいた者です。
初めて屋久島に行き、自然の大切さを肌で感じて
帰ってきましたが、運営された皆様の思いに比べたら
あまりにも浅はかで恥ずかしい限りです。
心から応援しています。いいお祭りになりますように。

Posted by: sato | April 27, 2008 at 01:20 AM

だいたい、想像した通りだったようですね。
池田綾子さんのライブMCでのコメントに鑑みても、日程の決定をみるまでには、相当の葛藤があったことと思います。
企業というのは、収益がすべてですからね。そこを説得に成功された、社長さんや綾子さんや大野さんの人間力に、深甚なる敬意を表します。
初志貫徹の満月開催。三つ子の魂百までと申しますが、第3回開催に当たり下されたこの決定は、今後末永く続くであろう、このお祭りの礎を定める画期的な決断であったと、後に回想されることでしょう。

会計上の問題を中心に、まだまだ課題山積の大変な状態であろうかと存じますが、
世の中に一つぐらいは、本物を創ってやろうじゃあねえかとの意気込みで、是非是非頑張って頂きたく、応援致しております。
今年も満月のもと、あの美しいお祭りを。期待しています。

Posted by: かんぱち | April 26, 2008 at 11:03 PM

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