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本当にあった怖い話・・

私がこのお話しをしようと、ようやく思うことが出来たのは
新年を迎え、やっと冷静に当時のことを思い出せるようになったからです。

あれは昨年の11月、
「やくしま森祭り」を終え、高揚する気持ちのまま
我々はそれぞれの仕事にいそしんでいました・・

そんなある季節外れに暖かい雨の降る夜のことでした。
福岡から森祭りで大変お世話になった方が上京してこられることになり、
ささやかながら、お礼のおもてなしをしようと
ノガワくんに新宿の和食が楽しめる個室の店を予約して貰いました。

我々、池田綾子一行はインターエフエムのラジオを終え、
ノガワくんはお客様をお迎えにホテルへ、
私と池田綾子は一足先にノガワくんが予約した新宿のお店へ向かい、
TATOOやギターの田上陽一は直接お店で落ち合うことになっていました。

今思えば、お店へ向かう車中から、巫女体質といわれる池田さんの言葉が
少しおかしかった・・
「今日のお店の自慢料理は何なんでしょう?」
繰り返し、こう聞かれたことを覚えています。

時間より少し早めに着いた池田さんと私は
雨を避けるために一足先にお店に入っていることにしました。

私も池田さんもお酒を飲まないので、飲み屋のことはよくわからないのですが・・
その時は2人ともそのお店の異様な雰囲気に一瞬とまどい、顔を見合わせました。

暗い店内に入ると・・
「受付こちらでお願いしま〜す!」と雰囲気にそぐわない店員の明るい声・・
予約の名前「ノガワ」を告げると赤い細長いバインダーにメモ紙で
「304号室 ノガワ」と殴り書き・・

「ご案内いたしま〜す!」と明るく冷たい声で3階まで細い階段で案内され、
黒い板の引き戸の部屋を指されます。

私は店員に導かれるままその引き戸を開けると・・
確かに和風の個室が拡がっていましたが・・
その暗い室内の正面には異様に輝く水槽が・・

引き込まれるように部屋に入り・・その水槽を見つめた池田さんが叫びました。
キャーーーーーー!!!!
「くらげ??偽物???」

そうです。水槽には水流で上下するだけの
趣味の悪い色とりどりのゴムのクラゲが!!!!

部屋の入り口を背に立ちつくしていた私は
背後に気配を感じハッと振り返るとそこには・・

うわぁぁぁーーーーーー!!!!
『て・・天井から42型のモニターが!!!』

まさか・・まさか、そんなはずはない!!
今日は大切なお客様を迎えるんだ・・
落ち着かなくては・・

池田さんの顔色がみるみる変わって行きます。

「北村さん、これって・・これって・・」
『落ち着け、大丈夫だ・・』
池田さんをなだめる私の手も震えていました・・

「でも、あれ!!!」
池田さんが指さしたモニターの下には・・・
『あああああ!!!ま・・マイクが・・!!!』

「ご注文お決まりですか〜〜?」
急に入ってきた赤いトレーナーの店員を振り返りもせず、
池田さんはお店に向かう車中から繰り返していた言葉を発します・・

「あの〜〜この店の美味しい料理とかって・・なんですか?」

店員の口から信じられない言葉が・・・

「豆腐ピザですね〜〜〜」

きゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カラオケBOXだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

「北村さん、まずいです!!まずいです!!」
池田さんはもう平成ではいられなくなって昭和になってます。

『大丈夫!!少し待ってろ!!』
非常事態時に力を発揮するバック・ジャウアーと異名を取る私は
その店を飛び出し新宿の町へ・・・
はっと気付き、その店を振り返り見上げると、その看板には・・・!
「個室カラオケ“和の宴”」
・・・ノガワ!!!てめぇーーー!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
息を切らしようやくカラオケボックスに池田さんを救出に来たとき、
池田さんは心配そうな顔をしながらもしっかりウーロン茶を注文して飲んでいました。

『よし、もう大丈夫だ!この店を脱出するぞ!!』
「あ、北村さんの分もウーロン茶頼んじゃいました・・」
いーから!!もう!!

勢いよく階段を下り、受付カウンターへ・・
精算をしようと伝票を出すと・・
そこでも信じられない出来事が・・

「340円でーす。」

キャーーーーーーーーーー!!!
・・安すぎ・・

・・・その後、近くの「魚を選んで調理する海鮮居酒屋」へ移り、
お客様とメンバーを迎え、楽しい宴を催すことができました・・
ホントに美味しかったし・・

池田さんもあの恐怖の館の事は忘れたように楽しそうに笑っていました。
ノガワくんは終始引きつった表情で脂汗を流していました。
宴会の後の恐怖を感じていたのでしょう・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今だから話すことが出来るのです。
当時は頭に来すぎて・・・
書いてたらまた頭に来たのでノガワくんに会ったらはたきます。

実はこの後も私:バック・ジャウアーにはさらなる困難が
待ち受けていたのでした・・・
詳細はこちら
「便利便器大戦」
http://takematy.cocolog-nifty.com/hima/2007/11/post_94d6.html

皆さんも・・笑い事ではないかもしれません・・
今、あなたの隣に・・・・
ノガワくんがいるかもしれません!!

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