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法事に潜む甘い罠

日曜日は久しぶりの法事でした。
祖父の31回忌と祖母の21回忌・・
もうそんなにたったのか・・

プライベートがほとんどないので
なんか新鮮で良い時間でした。

烏山のお寺でお経を頂いてお墓参り。
お寺は昭和初期からの建物で古びた縁側が良い雰囲気です。
お墓参りの後は新宿の東京飯店でお清めのお食事会がありました。

祖父は小説家でお弟子さんが沢山いたのですが
皆さん今でも法事にいらしていただいています。

・・ということは文壇の重鎮の方々がずらり・・
お坊さんもビビリながら説法しています。
ヘタなこと言えないやな・・(^_^;)

そんな会の締めくくりのご挨拶ですが・・
祖父母の長男次男も他界しており・・
長男一家は女系家族・・

・・ということで
本家当主は祖父母の次男の長男(わかりにく!)
従兄弟で上から14番目のさっちゃん(男)!

30はとうに越えていますがずらっと並んだ面々から見ると
・・やはり若輩な印象・・

彼の父親は慶応大学の主任教授で国文学者!
数々の著作を残し背も高く声も大きく、
昔から兄も私も議論を持ちかけては
粉々に粉砕されてきた偉大な存在!

その息子の彼は背丈は父親譲りながら
超美人のお母様似でジャニーズ??と見まごうばかりの美男子で
やわらかい物腰と天然パーマの好青年です。

最前列には文壇の面々・・
後部には目上の親戚筋がずら〜り・・

それでも彼は臆することなく壇上に上がりマイクを手にします。かっこいい!

「皆様、本日はお忙しいところ祖父母の法要にお運びいただきまして
ありがとうございます。若輩ながら本家当主としてご挨拶させていただきます。」

おお!立派!ちゃんとリハーサルしてきてるな!こにゃろ!

「祖父が亡くなって31年になります。若輩な私は祖父との想い出が
ほとんどありません。」

そーか!そだよな!う〜んこりゃつらいか??がんばれ!!

「そこで私の結婚式に祖父の1番弟子でいらっしゃる○●先生より
祖父の小説より引用したお手紙を頂きましたので、
本日はそのお話をさせていただきたいと思います。」

うまい!!無理なく自然にスムースに話題を持って行った!
・・おお、文壇の面々も聴き入っているぞ!
・・おお!お母様もお姉様も胸を張ってる!

「そのお手紙には祖父の小説のこういう一文が引用してございました。

『△×○●・・女が武士に嫁ぐからには常に半歩下がって主を支え・・』

とおじいさまの小説にある一説をおじいさまのお言葉と思って
夫婦仲良く節度を以て幸せな家庭を築いてください・・と
お言葉を頂きました。」

・・うん・・それでどうくくるの??

「え〜その言葉通り私の妻はいつも半歩下がって私を支えてくれておりまして、
非常に良くできた妻でございまして・・」

ええ??どうするんだそれで!

「なかなか最近は半歩下がって・・という女性も少なくなって来たと思いますが
おかげさまでうちはしっかりと支えてもらっておりまして・・ほんとに良い妻でございまして・・」

おい!
ほら!お母さんもお姉ちゃんもうつむいちゃったよ!

「え〜・・なんだかすっかり私の嫁自慢になってしまいましたが・・
これを持ちましてご挨拶に代えさせていただきます・・」

ええ〜・・・

その後の親族会議で次回の法事からは
「本家当主の嫁自慢」のコーナーが新設されました。

(実話)

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